弾性波探査で、逆解析に遠隔の情報を取り入れたいと考えました。
地形は広域の3次元データ(LP)になっているため、任意のピッチで地盤高を把握することができます。探査測線上は既に Civil3D で線形を設定し、縦断を切っていますので、あとは遠隔まで線形を伸ばし、5mピッチで高さを表示させるだけです。
計画も現地盤もサーフェスから縦断に取り込んでいますので、レポート機能が使えません。今回は以下の手順としました。
①既存の線形を複写し、端部を 50m 延長。
この時点で縦断図も複写され、延長されます。
②開始測点を-0+50に設定。
線形を選択し右クリック - 線形プロパティ - 測点 -0+50
縦断図で複写前の地盤高と見比べる。ずれていなければOK。
③縦断図の測点表示を5mピッチに変更
縦断図を選択し右クリック-縦断ビュープロパティ
「情報」タブ - オブジェクトスタイル - 現在の選択をコピー、リネーム
必要により表示する標高を「標高」タブで変更
右クリック - 縦断ビュースタイルを編集
「水平軸」- 副ティックの詳細 - 間隔:5.00m
サーフェスから作成した縦断の測点毎の地盤高を、テキストに吐き出す方法までは思いつきませんでした。ひとまず、これで先に進みましょう。
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おまけ1
線形に測点ラベルを付ける場合
線形を右クリック-線形ラベルを編集
主測点 追加:100m
副測点 追加:5m
おまけ2
測点ピッチにかかわらず、縦断図内の地形や計画ラインの折れ点で高さを抜きたい場合は以下の通り(235の技の125番目に詳細が書かれています)。安定計算などではこちらの方が良いでしょう。
縦断図内の地形線等を選択し右クリック - 「縦断ジオメトリを編集」
縦断レイアウトツール - 縦断グリッドビュー
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