2014年10月26日日曜日

可視化ソフトの発達

地形+写真の可視化データをお客様に提示。

今回は見せるだけでしたので、C Tech 社の MVS で作成しました。高解像度の写真を地形メッシュに張り付けるだけなのですが、そのままでは不可。ソフトの仕様上、表示できる解像度に制限がありますし、大きすぎると Viewer で正しく表示されません。
写真の解像度を1/2~1/5程度にしてから取り込んでみると(それでもソフト的に解像度MAXかその次)、できたデータは70~100MB 程度と軽くなり、誤動作も少なくなりました。

プレゼン時、若干、動きが悪いかな?と思いましたが、お客様にとっては動きも、解像度的にも妥協していただける範囲のようでした。ま、一安心です。

その際、逆に見せられたのが他社さんの可視化結果。同じエリアだったのですが、私が持っていったモノより綺麗で動きも軽快。素晴らしい出来でした。話を聞けば、数千枚の写真を使用されたそうです。独自技術でしょうね。お客様にとって、私の作成したモデルでは妥協にしかならない分けです。

高解像度にすればするほど重くなるのは「当たり前」ではありません。アルゴリズムの改善でより軽く、より高解像度に扱うことは可能です(ソフト会社も大変苦労されていると思われます)。
他社さんは常に努力されています。私も特定のソフトにとどまらず、時代に応じたソフトを探し、表示の仕方を工夫する努力を続けなくてはいけないと、つくづく感じた1日でした。


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