http://sc-smn.jst.go.jp/D000502/detail/D020502056.html
公開は今年の1月です。が、見た瞬間、違和感。
川崎さんはこのようなコアが標準?などと思ってしまいました。
答えは簡単。制作が古いですね。2002年制作ですので、12年前です。ちょうど、穴あきビットが使われだした頃の動画なのでしょう。記録という点では、貴重です。
動画への違和感は、コア品質への要求が高くなり、道具が改善され、オペさんもそれに応えるよう努力し続けられた証拠だと思います。動画中のコアやその扱い方は古く見えても、オペさんの心意気は昨日の話のように生き生きと聞こえたのは、そういうことなのでしょう。
私はというと、三連休 & 台風接近中なのですが、休みなく現場です。
今日もボーリングオペさんと孔内水平載荷試験の工夫をしていました。オペさんが培った孔の作り方、ゾンデの入れ方、手順などを教えていただき、また、どうしようもなくなった時にはこちらの思いついたことを試してもらい、試行錯誤で進めていました。結果、ガラガラの砂礫層や均質な飽和砂層でも、清水で(ベントなしで)、しかも一発で品質の良いデータを取ることができました。この年になって、このような経験をさせてもらえるとは思ってもみなかったです。オペさんの経験とその高い意識に脱帽でした。オペさんに共通するのは、道具やコア、試験の品質にこだわっていらっしゃること、それにプライドを持たれて仕事をされていることだと感じます。それにこたえられるよう(少なくとも邪魔しないよう)、段取り、計画し、皆で良い現場にしたいと思います。
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