2013年11月24日日曜日

DEM と DTM

国土地理院さんが基盤地図情報を更新されています。

先日のUPで、さらに LP ベースの 5DEM が追加されています。以前、写真測量ベースのDEMしかなかった箇所も整備されていました。いいですね。

そういえば、「DEM と DTM の違いは?」と聞かれたことがります。個人的には、グリッドデータになっているものが DEM という解釈をしていましたが、正確には答えられませんでした。同じ解釈をしている方もいらっしゃいますが、そうでもない解説もあります。
http://gis.stackexchange.com/questions/5701/what-is-the-difference-between-dem-dsm-and-dtm
DTM: bare-earth representation with irregular spaces between points (non-raster).
DEM: gridded raster representation of the DTM.

国土地理院さんの解説では「同義」と解釈してもよさそうです。
http://www1.gsi.go.jp/geowww/Laser_HP/faq07.html
DEMに類似する用語にDTM(Digital Terrain Model)という略語があり、日本語では数値地形モデルといいます。これら2つの言葉は異なる語源からなりますが、同義語として扱われる場合が多く、一般に「DEM」が使われる場合が多いようです。

国土地理院さんの動きを見る限り、取り急ぎ、全国整備が目標なのかと思われます。
今後は時系列で整備していただくと、より便利になりますね。どの地域に何年のLPがあるのか分かれば、崩壊前後のデータがあるのか、すぐに判断できます。
今後に期待です。

0 件のコメント:

コメントを投稿