ダイヤコンサルタントさんのHPを見ますと、並列化したDtransuにより600万要素の浸透流解析の実績があるとのこと。ただ、移流分散については書かれていませんね。
http://www.diaconsult.co.jp/leaflets/pdf/dia_k_3Dshintou2.pdf
こちらに記載のあるように、HEC-MWの利用で実現しているのでしょう。
http://www.ssken.gr.jp/MAINSITE/download/newsletter/2009/20090903-sci-1/lecture-5/ppt.pdf
やはり、領域分割ですね。
前にも書きましたが、領域分割による並列化は樫山先生がお得意の分野です。収束計算ではここがメインにならざるを得ないのでしょう。
HEC-MWはフリーですので、環境としては整っているわけですが、そちらに移植するかどうかというと迷います。どちらかというと、Fortranのまま、領域分割のアルゴを追加し、GPU対応コンパイラーでビルドするという方針のほうが、将来性があるように思えます。同時にOpenMP対応版もできそうですからね。ま、どちらにしても、プログラマーが必要でしょう。
海外だと、すでに並列化済みのものが公開、あるいは販売されているかもしれません。飽和、差分ではVisual MODFLOW (MT3DMS)が並列化済みのようですので、不飽和帯との分割計算も手かもしれません。
http://www.swstechnology.com/groundwater-technical-support/software-faqs-prod?ProdID=29
探してみましょうか。
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