Spiegelのonline記事がありました。ソースはAustriaのZAMGという機関のようです。ドメインがacなので、大学のような組織でしょうか?北東の風により、首都にも飛来する可能性があるというのが強調されていますね。
http://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/0,1518,750835,00.html
こちらに解説があります。
http://twitter.com/hayano
100kmですか・・・まあ、そんなもんかもしれませんね。当然、国外への拡散を予測した広域解析なので、避難指示に利用できる詳細シミュとは目的も精度も違います。国内での利用価値は無いでしょう。
国内の詳細シミュが出てこない理由として、SPEEDI、観測網が役に立たなくなっていることが取り上げられています。NHKニュースに出ていました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110316/t10014705241000.html
ただ、これは自動化できないだけで、(気象条件等の精度は落ちても)計算は手入力でできるわけですから、公表できない理由にはなりません。ま、国なりの、別の理由があるのでしょう。
次は拡散した物質が土壌に付着し、農作物や地下水へどれだけ影響するかというところへシフトするのでしょうか?それとも近海の漁業への影響評価でしょうか?いずれにしても汚染源、詳細拡散シミュが出ない以上、現実的な解析はできないでしょう。
関東・東北産の風評被害のほうが先行しそうですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿