偶然、同じモデルを FEM で解いていたツワモノがいました。どうやって解いているのか、最初は全く想像がつかなかったのですが、話を聞くうちに見えてきました。凄いですね。
同モデルの実験値が載っている文献を頂いたのですが、著者はSPHysics 関連の文献を発表されていた方でした。狭いもので、戻ってきました。
サンプルケースは問題なく動きました。
結果を動画にして FEM の方と2人で見ていたのですが、2人とも同じ感想。
「ネバい」
1.5秒ほどでほぼ動きが止まります。粘性が強すぎるのでしょう。
inputを見てみますと、人工粘性が選択されていました。
これを水の動粘性係数になるよう変更し、再計算!
結果は全くダメ。
発散し、全粒子が空中に飛散します。これはSPH特有の問題なのか、粒子法共通なのか、それともアルゴリズムに依存するのか?わかりません。容易には受け入れ難い結果です。人工粘性の方が安定する、柱にかかる圧力を実験値と一致させやすい、などの理由でこのセッティングなのかもしれません。
続きます。
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