2017年1月12日木曜日

デジカメで顕微鏡写真

実体顕微鏡でコアを観察をしてみると、いろいろなものが出てきました。

見逃していた火山灰。

藍鉄鉱と黄鉄鉱の共生。

球状黄鉄鉱。

生物遺骸。


写真に残しておきたいのですが、顕微鏡に接続している一昔前のカメラではピントを合わせるのが一苦労。後輩に「苦手だ」と話していると、「iPhone をくっつけると撮れますよ」と言いながら iPhone を持ってきました。
それは凄い!と期待しながら見てましたが、残念ながらうまくいきません。私も試しましたが、ダメでした。

ネットを見てみますと、確かに、iPhone やデジカメを 接眼レンズに付けると手軽に顕微鏡写真が撮れるようです。コリメート法と言い、双眼鏡や望遠鏡を使う野鳥観察などで使われている手法のようですね。接続キットも販売されています。

試しに、手元にあったデジカメ「オリンパス TG-4」を接眼レンズにくっつけてみますと、ちょうどレンズリングが接眼レンズのゴムにぴったり合って、外から光が入りません。カメラ位置を上下左右に動かして光軸をあわせてみますと、おお、鮮明な画像がカメラの液晶モニターに映ります。ズームすると、ばっちりです。
White バランスを「蛍光灯」モードに切り替えて肉眼に近い色合いにしてから撮影!
出来ました。やや肉眼で見るよりピントの甘い感じがしますが、以前の写真や手軽さを考えると上出来です。
デジカメを固定できれば、Wi-Fi 経由でiPhoneからリモート撮影できますね。ま、肉眼の方が視野が広く観察しやすいので、固定しない方が良いかもしれません。

うーん、これ、地味にスゴい。感謝です。

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