が、こちらはうまくいきませんでした。
まずは岩盤、コアの状態のみで対比させた表です。
過去の文献では弾性波なども用いて対比されていますが、ほぼ同様の対応となっています。
感覚的には、やや危険側でしょうか。
次は弾性波のみです。こちらは安全側すぎるように思えます。
比較すると、下のような感じです。あってないですね。弾性波を測定している深度(拘束圧)の違いが関係しているのでしょうか?イマイチわかりません。
分類->地山条件を考慮->勾配決定・・・状況に応じ、岩盤分類と勾配が1:1とならない。
しかし、トンネルの場合は条件の考慮が岩盤分類の前になります。同じ岩でも、亀裂の傾斜とトンネルの掘進方向、湧水、土被り(地山強度比)などによって、地山等級を変更(低減)します。
地山条件を考慮->分類->パターン決定・・・岩盤分類とパターンが1:1となるよう配慮が必要。
そういう意味では、岩盤状態のみで決めた等級は、それらの取りうる中で最も高い等級であるといえるでしょう。ココから、地山条件で低減し、最終的な等級を決定することになるのですから。これ、決定的な違いですよね。
例えば、ある場所での施工実績に合わせて低減させた表を作ったとしても、他の現場では使えない、同じトンネルでも場所によって変わるなど、使い勝手としてはイマイチになるのでしょう。
なかなか難しいですね。
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