2014年1月20日月曜日

礫層のモデル化

河川のそばの平地でボーリングを実施します。
既存ボーリングは20本程度。2次元ですが、断面図もあります。
比較的、変化に富んでいますが、堆積というメカニズムで統一された場です。
そこで目的の礫層が存在するかどうかを、掘る前に考えていました。


基盤地図情報の 5DEM と SHP を Civil3D に取り込みます。これで基図の完成です。
ボーリングを GEORAMA で Civil3D に取り込みます。
層区分を GEORAMA で入力します。
断面を切って、修正すれば3次元モデルの出来上がりです。
ボーリングポイントを通る断面で、礫層の有無を確認すれば、目的達成です。速攻です。

MVSでも、ある程度は可能です。
GEORAMA のボーリング CSV を MVS 用の PGF に変換します。
Indicator Kriging で 礫層の分布と probability を図化します。残念ながら MVS では SISim はできませんので、ボーリング密度に応じた結果になってしまうのですが、変換だけで可能です。


多くのボーリングを手をかけずに(地質屋らしく)処理するには、こういった手法が便利ですね。ま、平地で簡単だったということもありますが、この程度であれば、技術者でなくてもでもできそうです。

今回は、目的の礫層が分布しそうにありませんでした。
時間が取れたら SISim までやってみましょうか。


0 件のコメント:

コメントを投稿