2011年9月4日日曜日

pointless argument

先週末、全支店の地質をコアとする技術者との討論会・技術交流会がありました。
初めてお会いした方も数人いらっしゃいますし、数年ぶりに会う方もいらっしゃいました。

私は技術的な議論と懇親会以外は参加しませんでしたが、他の議論も活発であったようです。良いことです。少なくとも、熱く思いを論じあう場があり、人がまだいることは良いことだと思います。

ただ、残念なことは、議論と呼ばれるものの中には往々にして権力に比例した結論に陥るものがあります。pointless argument です。特に経営方針が絡むと、若い側の意見(主に批判、方針転換)は通じません。当然だと思いますし、今後のビジョンなく議論をさせる側も問題だと思います。若い方々の情熱を踏みにじり、そして人材流出へとつながる結果を招きます。たいていの場合、どこへ行っても同じことだと思いますが。

もう少し年をとると、pointless argument にはできるだけ参加しないといった態度(私が今この段階)になり、さらに賢くなると、pointless argument でも方針から外れないそこそこのきれいな答えを出せるようになります。害のないきれいな答えを出せるのが日本のサラリーマンを続けていくコツなのかもしれません。

もし、変えたいと思うなら、10~20年後に権力を手に入れてから、次の世代のために働けば良いと思います。

技術者とは別の話です。どこまで賢くなれるでしょうか。

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