2011年9月1日木曜日

FLAC3D でひずみ軟化


FLAC3D のマニュアル中の Example Applications を眺めていました。

BASICと同様、モデル作成からプロパティ―の設定、境界条件の設定まで全て命令文で実行する形になります。英単語の頭がコマンドとなっているようで、何をどのようにしているかは何となく読めます。が、自分で作成できるようになるまでは程遠いですね。コマンド多すぎ。最初は似たようなモデルのパーツを寄せ集めて、数字を変えて動かしていくといった手法でしょうか?それでも最初はまともに動かないでしょうね。

 Example Applications の2番目に、ひずみ軟化のプロパティ―の与え方が載っていました。塑性ひずみが2%を超えたらφを5度低下させ、cは0とする設定です。

prop bulk 14.1e9 she 8.87e9 fric 35 coh 4e6 ten 5e5 ftab 1 ctab 2
table 1 0 35 0.01 32 0.02 30 .5 30
table 2 0 4e6 0.01 0.5e6 0.02 0 .5 0

簡単ですね。
ヘルプを見たら、他のパラメーターも変化させることが可能でした(多すぎて使えませんが)。


多様な問題に柔軟に対応することの可能な点がソフトの売りでしょうし、それを使いこなせるプロのスキルが商品となっているのでしょう。


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