COMSOLのConference CD 2011 Ed. の中に、トンネル掘削による影響によって、周辺の透水係数の変化を考慮した浸透流計算の実施例がありました。2010年 Bostonでの発表のようです。
原理は簡単で、弾塑性でひずみを計算し、それに応じた透水係数の変化をあらかじめ設定していた関数から導いて、浸透流計算をするといった内容でした。関数の出典も載っていましたので、取り寄せましょう。
昔、ポストグラウトで変位を出してしまった事例を経験しましたが、その時は水の解析は水理担当者、変形の解析は力学担当者として別々で行っていました。本来はこういった連成解析が必要だったんでしょうね。
COMSOLは柔軟ですね。
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