http://phreeqc.blogspot.com/2012/01/jarosite.html
前回のモデルでは、K-Jaに不飽和でした(SI=-7.6)。
しかし、Alunite のSIが16。研究職に指摘され、現場で再度サンプリング。赤黒い析出物をXRDでチェックしてもらうとAluniteでした。汚れか、Fe の酸化物or水酸化物かと思いこんでおり、ノーチェックでした。
そこで、PHREEQC 上で Alu を析出させてみました。結果、析出でKを消費したので、K-Ja の SI がより低くなってしまいました(SI = -30)。
その後、いくつか現実味のある鉱物組み合わせでチェックしていくと、以下の条件が必須となることが分かりました。
- Alu の析出が必須
- K のソースを加えることで K-Ja が過飽和になる
実際は local equilibrium に達していないでしょうから、これらの計算通りの答えにハマることはないでしょう。しかし、定性的には十分な Alu, K-Ja の析出モデルができました。
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