2018年10月20日土曜日

巡検

先日、巡検に参加。

仕事で純粋に地質のみを見ることは皆無。巡検もここ数年はほとんど参加できていませんでした。今年は機会に恵まれ3回目です。

責任感や義務感から解放され、ただ案内されて話を聞いて楽しむ。
秋晴れの中、贅沢な時間でした。

2018年10月19日金曜日

洪積層と更新統

洪積層の液状化について、再度検討。
https://phreeqc.blogspot.com/2018/06/blog-post_88.html

示方書が 洪積層=「概ね」更新統 としているのは、臨海部の2~1万年前の軟弱層を、慣習に外れて洪積層と呼ぶのは不都合という点もあったのでしょう。沖積層・洪積層から完新統・更新統に完全移行できなかった理由の一つと推察されます

この沖積層、洪積層、完新統、更新統の微妙な扱い方は、第四紀学会HPにも記載されています。http://quaternary.jp/QA/answer/ans021.html
なお,沖積低地の構成層である沖積層の基底面は最終氷期の最大海面低下期に形成された不整合面に相当すると考えられ, この最大海面低下期は更新世末期の約2万年頃にあたっていて,日本第四紀学会のホームページ (第四紀の地位と新定義 -完新世の開始期の定義- ) で解説されている約1万年前の完新世と更新世との境界とは若干のずれがあります.このことから,井関(1966, 1983)は, 沖積層の堆積した時期を沖積世とよぶことには意味があると述べており, 現在でもとくに平野部や臨海部の第四紀末期の最大海面低下期以降の堆積物を総称する場合には沖積層という用語が用いられています. なお,内陸部の地層については浅層の河川堆積物については沖積層とよんでも良いと思いますが, それらを構成する砂礫層の下部は最終氷期までさかのぼる場合も多いと考えられるので, 完新統および更新統(最上部)というような表現の方が良いと思われます.
液状化を例にとると、本来は堆積履歴を考慮した補正が必要なのでしょう。基準に載せ得るとすれば、それは地質屋の技量に依存するものでなく、普遍的な指標値を、容易に、安価に得られる試験とバックデータに依ることが必要です。
今の簡易判定を続ける限りは、良くも悪くも地質屋さんの匙加減ひとつということになります。改善の余地が残っているということです。


2018年10月18日木曜日

GEORAMA 2019

GEORAMA を 2019 に UP。

扱うデータによるのでしょうが、個人的な感想は「2018より不安定になった」です。
今回の主な変更点は以下の通り。
  • ようやく計算エンジンが 64bit 化(遅すぎ)。
  • それに伴い大きなデータも扱えるようになったとのことですが、点群など扱うデータの肥大化に追いついていません。残念ながらエラーやクラッシュが少なくなった感じはしませんでした。
  • ボーリングモデルに属性がつくようになった。
  • しかし、CIM ガイドラインにおける XML への属性書き出しや、平面・縦横断モデルへの属性付与には未対応。
まだまだこれからのようです。
他に選択肢ないでしょうか?


2018年10月17日水曜日

ALOS-2 データ

パスコさんが ALOS-2データのセット販売を開始されたようです。
https://www.pasco.co.jp/press/2018/download/PPR20181015J.pdf

利用者の増加を伺わせるような発表です。今年は災害が多かったので、利用された方も多かったのでしょうか?
個人的には災害後の広域の地すべりモニタリングに適用したいと考えていました。が、耐え得るソフトがないため、指をくわえて見ていました(700万、出してくれないですかね)。「SARって何?」っていう方々が経営判断を行いますので、なかなか前には進みません。

一方、16万円/シーンかつ5シーン以上では、パックなのに割高な価格設定のような気がしました。売れるのでしょうか?
経済産業省の「平成30年度政府衛星データのオープン&フリー化およびデータ利用環境整備事業」による「Tellus」でも SAR データを扱うようです。が、パスコさんがこのパック販売を始められたということは、古いアーカイブだけ無料になるのかもしれませんね。
https://www.tellusxdp.com/

いずれにしても、利用者が増えて先に進んでいかれるのを、指をくわえてみているしかない状況です。残念ですね。

2018年10月16日火曜日

Practical Machine Learning with H2O

ここ1週間ほど、以下の図書を読んでいました。

Darren Cook「Practical Machine Learning with H2O」

以前、本屋で買おうか迷い、結局買わずにいました。
が、結局購入。しかも、あたりでした。
今まで、概要、理論、実装を主とした図書を読んでいましたが、これは tuning が主となっています。tuning に理論はなく、主に経験に依ると思います。複数の例を通してその経験を体験できるようになっています。このような図書は希少です。

tuning 以外に驚いたのが、ensemble。
R のみのようですが、独自に手法を組み合わせることも可能なようです。H2O、スゴイ。

複数の言語から選択して実装し、tuning に関するノウハウを持って良質なモデルを見出し、必要な情報を抽出、目的を達成する。こレが可能な方をデータサイエンティスト、データアナリストと呼べば良いのでしょうか?
こういった方、そばに欲しいですね。

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201811/25追記
データを整理していたら、tuning 内容をまとめていた表が出てきました。片づける前に UP しておきます。


2018年10月7日日曜日

Flask

杜世橋「現場で使える!PyTorch開発入門」を読みました。

興味を惹かれたのが「アプリケーションへの組み込み」。
Python でも、web 経由で学習結果を利用できるシステムを組むことができるとは。知りませんでした。これ、重要な点です。どの言語を利用してシステムを組んでいくかは、出発点ですからね。

この図書ではアプリケーションフレームワークとして Flask を利用されていました。最初は何の役割を担っているのかわかりませんでしたが、読み進めるにつれてなんとなく掴みました。Python だけでここまでできるとは。ついていけてないですね。

一つ理解すると、またわからないことが出てきます。
なかなかゴールにたどり着けませんが、道は見えてきました。
続けましょう。

2018年10月6日土曜日

Jupyter + PyTorch

Docker で Jupyter + PyTorch を動かそうと試みました。

まずは、Nvidia GPU Cloud の PyTorch を利用。
ローカル dir をコンテナ dir に割り当てる。Ver.も指定。
$ nvidia-docker run -it --rm -v /home/Data:/data nvcr.io/nvidia/pytorch:18.09-py3

PyTorch 18.09 は Nvidia driver Ver.390 に未対応。410beta 以上が必要と言われました。410 を入れるため、リポジトリ追加。

$ sudo add-apt-repository ppa:graphics-drivers/ppa
$ sudo apt update

$ sudo ubuntu-drivers autoinstall
$ nvidia-smi
入りません。

$ sudo apt install nvidia-410
だめ。
$ sudo apt list --upgradable
410 提供されていません。

無駄足でした。ppaリポジトリ削除
$ sudo add-apt-repository --remove ppa:graphics-drivers/ppa
$ sudo apt update
ついでに
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt autoremove

今度は Nvidia に直接取りに行きました。
が、現段階で 410 は GeForce だと RTX 20系 しか対応していないとのこと。最初に調べたら良かった。
https://www.nvidia.com/drivers/results/138299#driverInfo-138299=1

NGC の Ver とマシーンイメージを確認。
https://docs.nvidia.com/ngc/ngc-alibaba-vmi-release-notes/index.html#volta-alibaba-18-98-1
で、18.05 を選択。
$ nvidia-docker run -it --rm -v /home/Data:/data nvcr.io/nvidia/pytorch:18.05-py3
うん、Jupiter 入ってません。

では、Docker Hub から。
jupyter/tensorflow-notebook を入れると GPU 使えません。
pytorch/pytorch を入れると Jupyter 入ってません。
tensorflow/tensorflow を入れると、GPU も Jupiter も使えますが、Python2。

結局、一番簡単なのは、Google Colaboratory でした。時間制限はありますが、環境を汚さない条件では BEST でしょう。ひとまずこれで行きましょう。


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20181007追記
杜世橋「現場で使える!PyTorch開発入門」では、イメージが紹介されていました。基本、個人でUPされているものは、その確認が面倒です。が、図書で紹介されているものであれば問題ないでしょう。