集水地形に雨を降らせて、地下水と表流水の変化を見てみることにしました。
といっても、まだ実務レベルではありません。先日の CfdOF (OpenFOAM) で、どこまで手間をかけずに計算できるか?という確認レベルです。
まずは、モデル作成。
- Infraworks のモデルビルダーで適当な集水地形を選択し、地表面サーフェスを作成
- Civil3D でモデルを取り込んで、サーフェスから下側のソリッド、それを含む全体のソリッドの2つを作成
- iges形式で書き出し
- ついでに下側だけ stl 書き出し(ParaView用)
- FreeCAD でiges をインポート
- CfdOF でメッシュ作成、条件設定
- 保存
あとは実行。
ですが、途中で止まります。やや乱暴な境界条件でしたので「それが原因かな?」と思いつつ、それを修正するにはジオメトリ修正からなので後回し。簡単に修正可能な設定から見直すことにしました。
「OpenFOAMによる熱移動と流れの数値解析 第2版」と著者のサイトを参考に、3日ほどあれこれ試していたら、走るようになりました。効果的だったのは、以下の3点。
- 代数方程式のソルバーを GAMG/smoothSolver から PCG/PBiCGStab に変更 p92
- PIMPLE法で nOuterCorrectors を1から2へ変更 p101
- メッシャーを cfMesh に変更
ひとまずこれでOK。出てきた結果がコチラ↓
うーん、コレジャナイ。いえ、最初だから砂利山のような高透水を設定したので、これで正解なのですが。
透水性を下げてみると、
それらしくなりました。
ひとまず、エラーは回避できました。
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