昨年、パルマ大の SPH のセミナーを聞いていたのも、ちょうど今頃でした。
今年も開催されています。2週間の予定で、今日で前半戦が終わりました。
相変わらず英語が分かりません。説明は数式ベースなので何とかなるのですが、質疑応答がさっぱり。動画を見直せば何か引っかかるかもしれませんが、英語をクリアしても理解できない内容のような気がします。
参加されている皆さんの理解の速さに圧倒されています。否応なしに、立ち位置を確認させられています。
今年は dx と h 、それに伴う誤差の理解に焦点があてられているようです。これはありがたいですね。今まで、dx は計算速度から決定し、h=1.3dx を当然のように使っていたのですが、エラーに関して気にしたことがありませんでした。求め方すら知りませんでした。以後、気を付けましょう。
理解促進のため、毎日コーディングの宿題が出ています。提出義務はないのですが、比較的容易な内容なので毎日実施しています。手は動かすもので、理解したつもりだった点、あいまいだった点が見つかります。
support domain = khと、カーネルに使用する h=1.2dx の係数をあわせがちになっていたのですが、今回クリアになりました。初歩のガウスカーネルを選択して書いていたのですが、h が分散のところに入るので、カーネルの大きさに直に効くことにあらためて気づきました。セミナーでは、この大きさに誤差が関連することを説明されていました。
近傍探索アルゴリズムは、 以前、Fortran で組まれたコードを読んでいただけでした。今回、何も見ずに組んでみると迷いますね。あの部分、速く処理するためにどうしてたかな?などと。説明では、side effect としてメモリアクセス、キャッシュでの優位性を話されていました。が、さすがにこれを理解されていた受講生は少なかったような気がします。
翌朝の宿題に関する議論では、言語を問わないとあって FORTRAN, Julia, Pythonで書かれた方々が説明されていました。Julia が 出てきたのは面白い。グラフ化が必要ですからね。
あと4日。有意義な時間が続きますように。
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