減衰の種類について、復習です。
https://phreeqc.blogspot.com/2019/05/blog-post_29.html
減衰定数(減衰比)h[無次元]
・臨界減衰係数㏄=2√(mk)で粘性減衰係数cを無次元化。h=c/cc=1では振動しない。
・理論的に求めることができない。観測に見合うよう導入。
・RC構造構造物:h=5%程度、鋼構造物:h=1~2%程度、地盤:h=5~30%程度
減衰(力)[N]の主な種類
・空気や液体の抵抗に起因する粘性減衰(viscous damping):F=cv、粘土の高い液体は2乗減衰:F∝v2
・構造・材料内部の摩擦に起因するクーロン減衰(coulomb damping)
・応力-ひずみループから求める履歴減衰(hysteric damping)
・構造物から地盤へ伝播する地下逸散減衰(radiation damping)
解析で利用される減衰
・ダッシュポット:粘性減衰係数マトリックスc[N・s/m=kgm/s2・s/m=kg/s]*速度ベクトル
・レーリー減衰:c[kg/s]=減衰係数α*質量マトリックス+減衰係数β*剛性マトリックス
・複素剛性:構造減衰:iG*剛性マトリックス*変位
イマイチ、すっきりしていません。もう一歩なんですが。良い資料を見かけたら整理しましょう。
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20211218 追記
個別要素法での減衰を整理しました。少しすっきり。
https://phreeqc.blogspot.com/2021/12/dem_18.html
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