不飽和透水試験機のデモに立ち会いました。
試験機自体は古くからあるのですが、小型化、高速化したと宣伝されてた機種です。小型化はまだしも、機器の改良だけで高速化?という点が気になっていました。
実際に見せていただくと、測定自体は確かに速い。が、不飽和透水試験で時間がかかるのは測定前の浸透。今回は肝心のプレ浸透が済まされており、試験だけの営業でした。
何時間浸透させたのかと聞いてみると、ほとんどしていないとのこと。つまり、測定が速い=高速化と宣伝されているようでした。うーん。
ま、プレ浸透を長くすれば飽和透水係数を得られるわけでもありません。が、雑に扱うのは論外。短時間のプレ浸透で飽和とみなせる理屈はないでしょう。
https://phreeqc.blogspot.com/2019/09/blog-post_17.html
残念ながら私の勘違いだったのですが、コンセプトは良いと思われます。これからも開発が続くことでしょう。一つぐらいは手元に置いておきたい機材でした。
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