再度、1次元の河床変動計算に取り組んでいます。
河床変動計算は初めてで、2次元、3次元には取り組んだことがありません。似たようなことといえば、DualSPHysics で2相のテスト計算を動かしたくらいです。
あらためて感じることは、モデル化が難しいということ。合流や屈曲の位置、計算結果の想定などから、どの範囲をどのようにモデル化するか意思決定を進める作業は、計算経験とセンスで成り立っているのでしょう。基本、3次元の現象は3次元でモデル化した方が、何も考えなくて良いので楽です。が、その現象を1次元まで落とし込もうとすると、本質を見抜くセンスが必要になります。不要なものをこそぎ落とす技術です。3次元ばかり扱っていると、本質を見抜く力が育たないのでしょうね。
そのためか、私には非常に難しく感じます。つくづく、昔の方は偉いなあと。
敬意を払って文献・テキストを読み、先輩に教えを請いながらの作業です。
早く「この現場だとこれくらいのモデルだよ」などと言えるように、センスを身に着けたいものです。
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