2017年8月16日水曜日

GINA_OGS

OpenGeoSys に関する2冊目。

Thermo-Hydro-Mechanical-Chemical Processes in Fractured Porous Media: Modelling and Benchmarking
Benchmarking Initiatives
Olaf Kolditz, Uwe-Jens Görke, Hua Shao, Wenqing Wang, Sebastian Bauer

こちらの内容にはあまり興味がひかれなかったため、パラパラと眺めるだけになりました。日本のサイトの例が載っていたのは意外でしたが、ま、THMCといえば地層処分や貯槽のプラグ試験をまず思い浮かべますので不思議ではありません。日本人も海外のソフトを使用して頑張っているということでしょう。
最後の方に OGS と IPhreeqc の連携例が出ていましたが、これは1次元の輸送を試行されているだけでした。verification の一過程でしょうが、具体的な手順を示されていないので初心者の私には追いかけられません。 ま、tutorial ではなくbenchmarking なので、このような内容となったのでしょう。

引っ掛かったのは今回も Appendix。GINA といった pre & post が紹介されていました。検索してみると、こちらが開発を続けられているソフトのようです。
https://teambeam.bgr.de/my/?m=drive#!folder-68
Win10 にインストールしてみたのですが、動きません。マニュアルを見ると、いくつか OCX を要求しています。古い VB を引きずっていらっしゃるのでしょうか?
とりあえず 「Visual Basic 6.0 SP6 ランタイムファイル」を入れましたが、駄目。
http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se342080.html
試行錯誤しましたが、以下のサイトの通り、VisualBasic6-KB896559-v1-JPN から Explzh (x64)で OCX を抜き、プロンプトから「regsvr32 comctl32.ocx」でOKでした。感謝。
http://g-taki.com/wordpress/web/6141.html

とりあえずはココまで。DXF の 3D face 等を読めるので期待しちゃいますが、機能確認は時間のあるときに持ち越しです。

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20170819追記
XYZ のポイントデータを読み込ませましたが、数が多すぎるとエラーを吐きます。簡易モデルだったのですが、この程度でダメなら使えません。
Gmsh のメッシュファイルもエラーで読めませんでした。

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