施工中の法面が小崩壊を起こしたと連絡が入り、現地へ。
その現場、落石調査を私が実施しており、その後、設計者が落石対策に整形(切土)を追加し、施工されていた箇所でした。施工前は道路際に中硬岩の直壁が連続しており、整形すると聞いた時も「スライスカットなら問題ない」と感じていた現場でした。
ところが、地山背面に小断層を含む弱線(軟岩)が切土面と平行に走っており、そこを背面として剥がれ落ちたようでした。降雨や施工法の影響もあると思いますが、うーん、私にも油断があったように思います。
最近、大抵の案件はそこそこできるようになったなあ、と感じていたのですが、一気に現実に引き戻されました。
今、携わっている案件、(勝っていませんが)兜の緒を締めてかかりましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿