2014年12月21日日曜日

空中電磁探査データの可視化

崩壊面の3次元形状をチェックしようと思い、頂いた空中電磁探査のデータを重ねようと考えました。

空中電磁探査は未経験でしたので、オリジナルデータや汎用データがどのような形式か知りませんでした。離散データがオリジナルかと思いきや、周波数毎の平面データをオリジナルになるとされていることが多いようでした。それらを鉛直に補間し(これもノウハウがあるようです)、できた3次元データが成果となります。今回はその3次元データをグリッド化し csv にしていただきました。

で、いざ可視化しようとしたのですが、MVSが言うことを聞いてくれません。AVS 用の fld データ(データ構造の指定)を作成し、頂いた csv を指定するだけなのですが、読み込んでくれません。
しばらく悩んでデータをチェックしたところ、いくつか平面・深度方向に欠落している箇所があり、非構造格子の離散データとなっていました(fldデータは構造格子として指定していたので、エラーとなったようです)。
あらためて fld データを書き直し、いざ、読み直し!
でも、まだ駄目。読んでくれません。

サイズが大きすぎたか?と思い 64bit 版の MicroAVS で試してみました。
こちらの付属ツールでfld データを作成し直し、読み直し!
ですが、こちらもダメ。

色々悩みながら、ふとHELPを見てみますと、以下のような記述が。
http://www.cybernet.co.jp/avs/support/microavs/faq/dataformat/003.html
区切り文字にカンマは使用できないようです。MVS も多分、これが原因でしょう。今まで、偶然にもタブやスペース区切りのデータのみを扱っていたので、気づかなかったのでしょうね。

ま、原因が分かったとして、2000万点以上のデータのセパレーター変換は、EXCELでは不可。EmEdior で可能でしょうか?

続きは後日。

2 件のコメント:

  1. 初めてコメントします。
    この程度の点群なら弊社の「LandForms」で簡単に処理できます。
    ご興味があればご連絡ください。
    h.fujii@ispland.co.jp

    返信削除
    返信
    1. 御紹介ありがとうございます。
      地上レーザーなどの点群データ処理ソフトですね。
      XYZ+RGB などの定型データを扱うことは少ないのですが、必要な場合、Autodesk 社の ReCap 経由か Civil3D で直接処理しています。

      削除