昨年の LSFLOW が比較的容易でしたので、今回も、同じ平面2次元であれば、何とかなるだろうと踏んでいます。LSFLOW は既に岩盤のほぐし率まで考慮できるよう改変済みなのですが、今回、私の頭が追い付けば KANAKO も統合してみたいと目論んでいます。
が、甘くないですね。早々躓きました。土石流の支配方程式が理解できません。
運動方程式は比較的スタンダードな形ですが、x方向のせん断力をh(水深)で割っている理由がイマイチ分かりません。hを定数とみなし、全体をhで割った結果でしょうか?連続の式も右辺が0でなく、数値が入るようです。ま、これは河床変動とつりあわせるための修正でしょう。
一番とっつきにくいのが濃度。土石流の土砂移動は濃度で扱うようです。これには驚きました。
平行濃度とは何ぞや?土石流・掃流状集合流動・掃流砂の濃度閾値の意味は?その式の中身は、など疑問点山積みです。ただ、先輩に聞けば、河川砂防の分野では常識的だそうです。確かに、どの論文をみても導出がないので常識的なのでしょう。運動方程式や連続の式はすぐ追えると思いますが、濃度は自信ないですね。
まだ時間はありますので、一つずつクリアーして行きましょう。
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