2012年11月25日日曜日

P波検層 その2

変換コネクターを付けて試してみました。
2本/成分×3成分ですから6本の入出力、本体にあう口があれば自作できるようです。

Mcseis-SX には PS 検層モードがあります。初めて試してみましたが、これがなかなか簡単。マニュアルも残っていましたので、問題ありません。

ただ、肝心のピックがダメ。Z軸の感度が非常に悪いのです。XY は問題ないのですが、Z はピックをトントンと接地しても、振れが弱い。接地した状態ですぐそばの床をハンマーで叩いてもダメ。利得をMAXにしても、ノイズにまぎれて分からない程度。S波のみなら問題ないのですが。

プロに聞くと、「導通のチェックをしたか?」と。
テスターが以前から壊れていたので、これを機会に早速買いに行って、測りました。導通は問題ありませんでした。抵抗値もXYと変わらない値です。コネクターを分解しましたが、接続も問題ないようです。
ピックの感度が落ちることはあまりないようですが(表面波のピックはよく固まりますが)、古いものですし、ずっと使っていなかったので仕方ありません。

ちなみに、新しいピックの購入伺いを上司が出していたのですが、「昔のピックがあるならダメ」ということで許可が下りなかったようです。 100万円以上するそうです。あのピックだけで。売れていないんでしょうね。
ま、このセンサーはダメということが今回分かりましたので、 購入できるかもしれません。

ですが、今はとりあえずお手上げ状態です。

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