現地を確認し、そのデータから作った地形図を見たところ、ありえない標高が作成されていました。
道路の標高は2.5万図と大体あっています。 しかし、その脇に10mほどの崖ができていました。これは、現地にはありません。山頂の標高も10m以上異なっています。
5mメッシュLPデータでは、ありえないなーと思いつつ、データを確認。
間違っていました。
この部分、LPデータが整備されておらず、基本測量(写真測量)のデータを使用していました。作成したのが随分前なので、すっかり忘れていました。
にしても、10mの差はひどい。写真測量だとそうなるのか?測量屋さんに言わせると、縮尺にもよりますが、大きくても 1.5m程度に入るようにするそうです。基準では。国土地理院のHPでも、下記の用に書かれています。
http://www.gsi.go.jp/kiban/faq.html#36
3-6 数値標高モデルの水平位置の精度と高さの精度を教えてください。
1) 5mメッシュ(標高)の水平位置の精度は、標高の取得位置の精度で、基となる測量の精度に依存します。
ア)航空レーザ測量を基に作成したもの
標高の取得位置の精度は、標準偏差で1.0m以内となっています。
イ)写真測量を基に作成したもの
標高の取得位置の精度は、標準偏差で1.0m以内となっています。
2) 5mメッシュ(標高)の高さの精度は、基となる測量の精度に依存します。
ア)航空レーザ測量を基に作成したもの
高さの精度は、標高点の標準偏差で0.3m以内(ただしメッシュ内にグラウンドデータがある場合)となっています。
イ)写真測量を基に作成したもの
高さの精度は、標高点の標準偏差で0.7m以内となっています。
なお、5mメッシュ(標高)の標高値の記載は0.01m単位となっていますが、0.1m単位で求めたものが有効値であり、小数点以下2位については参考値として格納しています。
標高点が 開けた見やすい位置にあるということでしょうか?
続きは後日。
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