昨日まで、物理探査の管理者&見張り員として、大先輩と一緒に山に入っていました。
待ち時間が長いので、周辺を先輩と踏査。
山は既に落ち葉が積もり始めていましたが、下草がなくなった分、見通しが効くようになっていました。夏に入った時はまったく分からなかった露頭も多く見つかりました。やはり、夏の踏査はダメです。
先輩、地質の境界を見つけるために露頭を掘りまくり。1つの路頭に1時間以上、あちこち掘っていくつか成果を挙げられていました。技術者として大事なものを持ち続ける姿勢にはリスペクト。お金がかかる物理探査も、こういったベースとなる踏査の質が上がらないと、まったく使い物になりませんので。
反面、こういった利益を出さない歩き方では、経営陣からの評価が低い。会社としては単価なりの成果を求められます。当然、現在のように金額の叩きあいでは、良い成果は出てこないでしょう。残念ながら、こういった環境で育つ?最近の技術者は質が落ちているのでしょうね。私も含めて。
ま、逆に考えると、少し耐えれば技術者として、会社として、簡単に他者・他社に比べ優位に立てるのかもしれません。
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