学主導の岡山県での土石流調査に同行しました。
継続3時間程度の短期雨量が効いた災害です。土石流は長期雨量で発生しやすい≠短期雨量は効かない、です。
現場を見ると、今まで見たことのある土石流現場とは感覚的に異なっていました。発生土砂量や分布範囲はやや少なく思える程度なのですが、粒径が小さい。渓流の洗い流しも少なかったと思われます。地質や傾斜の違いがあるのかもしれませんが、降雨パターンの違いの方が大きいように感じました。
帰路の途中、先生が「GRIBデータの入手が遅れる」と話されていました。購入されてはいないようです。学なら京大の整理したデータが使えると思いますが、欲しいデータは含まれていないのかもしれません。
http://database.rish.kyoto-u.ac.jp/arch/jmadata/
ArcGIS ならそれをアニメーション表示できます。
https://blog.esrij.com/arcgisblog/wp-content/uploads/2016/08/ArcGISforMeteorology.pdf
Arc を購入されていないようでしたら、Git で公開されているコードを利用する方法もあります。便利な時代になりました。
https://github.com/catdance124/synthetic_radar_GPV
今回、発生土砂量、流動範囲、粒径についても予測モデルに入れるべき特徴量だと実感しました。今後、検討する機会があれば意識して入れてみましょう。
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