2015年8月2日日曜日

Hyper KANAKO

講演に影響を受けたこともあり、ずっと眠らせていた Hyper KANAKO をひっぱり出して、手を動かしてみました。

気にはなりつつ、実験式を追えない(出典に詳細が書かれていない)ので、机の中で眠らせていました。

HPから最新版をインストールしてUSBを更新しセットアップ。一通りのマニュアルを読み、サンプルファイルを動かす。これだけなのですが、案外あっさり動いて、昼までに終了。堰堤の入力や計算結果の表示も問題なく動きました。

昼から広島の土石流発生箇所を題材として計算してみました。
基盤地図情報の10mメッシュを変換するツールがあったので、5mでなく10mをDL。それを変換後、初期設定ファイル作成まではあっさり進みました。
が、1次元の計算範囲を決める際にストップ。GUI は MapWindow ベースなのですが、Web 上の地図が取り込めません。OpenStreetMap 等も読めるように開発側は考えているようですが、完全対応はVer.4.9からのようです。Web Map Service (WMS) 等が容易に利用できるようになっていますので、数値地図25000は久しく使用していません。が、当面はそのCDが必要なようです。レトロですね。残っているか探してみましょう。

また、計算結果では、なぜかゴミが発生。1次元の計算部分から2次元平面領域に入った直後、計算領域の端の方で水位が発生しました。何度か実施してみましたが、すべてに発生します。どこか、設定を間違えているのでしょう。

VRMLの表示にも問題。計算結果を段彩図として重ね、VRML で 3D 表示できる仕様のようですが、それがうまく動作しません。GIS 内では表示できますので計算は(ゴミが出ていますが)正常に終了していると思われます。VRML 用のファイルを作成する段階で、何かエラーが発生しているようです。

何度か試してみましたが結果は同じ。結局、解決しませんでした。

ま、急ぐ話ではないので、次に天然ダムを取り扱ってから、また寝かせておきましょう。


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