2015年8月8日土曜日

歯科医と患者

虫歯の治療が終わりました。

以前通っていたデンタルクリニックでは「様子見」だったのですが、今通っている所では一人目の歯科医が「様子見」、もう一人が「治療」といった判断でした。

結局、両者相談の上、治療が始まったのですが、治療を受けながら全く異なることを考えていました。
  • おそらく、判断が難しい問題だったのだろう。
  • 事務所に居れば、お客さんが問題を運んできてくれて、その場で即時調査・判断・対策が始められる。対価も決まっており、利益率は高いのだろう。
難しい問題に踏み込んだ判断するには、やはり高度な知識と経験が必要になるのでしょう。それは資格制度だけでなく、「人気」や「口コミ」といったバロメーターに反映されます。
また、治療計画書や設計図を作成する手間が無い、最初に関わった仕事を逃すことがほぼない(治療計画だけを無償でまとめさせて、他の歯科医に発注する患者はいない)、ほぼ100%の対価が保証される(治療費3割引きなど聞いたことがないし、施した手間の一部を「慣例」などと言って支払わない患者もいない)でしょうから、かなり利益は出やすいと思います。

また、患者側もその恩恵を実感していること、逆に質が悪ければ直ぐ気づき、しかも自身に悪影響が出ることなどから、対価の支払いに躊躇しないのではないでしょうか?

高度な知識と経験を有する歯科医、対策の質に敏感な患者、両者が揃っているからこそ、うまく回っている分野なのでしょう。

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