2014年5月3日土曜日

UDEC その3

新しいモデルを作成し、計算、出力まで一通りこなしました。

トンネル掘削で使用したのですが、それほど難しいモデルではありません。
が、1断面目の作業時間は19時間でした。2次元にしては掛かりすぎな気もしますが、ま、初めてなので良しとしましょう。

時間がかかったのは、最初のモデル作成です。CADで作業を始めてから物性をあてはめ、動作確認できるまで15時間です。作業時間のおよそ8割。
SoilPlus や SoilWorks など、CAD データを取り込めるのがデファクトスタンダードだと思いますが、UDEC はダメ。地形や構造物はもちろん、掘削位置や物性の割り当て、ブロックの削除も座標での指示が必要になってきます。計算し図化してチェックし修正するの繰り返しでした。特に、ジョイントへの物性の与え方で躓きました。

2断面目は7時間。慣れたせいでしょうか、モデル化は3時間程度。残り4時間は、削除するブロックの過ちで計算が回らず、それに気づくまでに時間がかかりました。ブロックの重心が近い場合、意図せず異なるブロックを消してしまうこともあるんですよね。ま、これもモデル化の内ですかね。

計算から図化、出力まで自動で可能なのは良いのですが、モデルの入力については、もう少し改善して欲しいですね。


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