2014年5月4日日曜日

断面でのトンネル表示

Civil3D 2014で、各断面にトンネル形状と、掘削によるゆるみ領域(影響範囲)を表示しようとしています。

トンネルと直行している断面はなく、それぞれ多様な角度で交わっています。
思いつくのは以下の手順。これなら手間はかかりません。

1.中心線形データ読み込み
2.コリドー作成
3.コリドーからソリッド作成
4.GEORAMA 2014でソリッド断面表示

が、まず最初の段階で躓きました。
予備設計をされている会社が「中心線形データとは?」と言われます。後で聞いたのですが、地元の業者さんは地元の仕事をメインでされているため、国交省の電子納品仕様は対応されていなかったようです。仕方ないので、平面線形のはいったCADデータと、縦断線形の計算書を頂き、そこから作成しました。

コリドー作成、そこからソリッド作成は特に問題なかったのですが、GEORAMA でまた躓きました。
コリドーから作成したソリッドを切断する際、演算に失敗します(厳密には、Civilで切れていない?)。厚みがないためでしょうか?
コリドーからサーフェスを作成し、GEORAMA の地層として登録・固定しても作画されません。サポートにも問い合わせましたが、GW 中のためか返答なし。
この点は Civil3D 自体の断面作成機能で回避できますが、各断面毎に作成して位置合わせをするのは面倒です(15断面ありますので)。

なかなか、思うようにいかないものです。

---------------------------------------------
20140507追記
サポートからの回答がありました。コリドーのソリッドはアーチとインバートの2つ。それの和をとって一つにすることで、輪郭は表示できました。要は、閉じてないと認識しないようです。
ハッチはダメ、坑口部の閉じていない個所もダメでしたが、ま、とりあえずは先に進めそうです。

20140510
トンネル断面を0.0001m押し出して、コリドーソリッドにくっつけました。これで GEORAMA でもソリッド断面が抽出できました。
トンネル断面にハッチングをかけ、その境界を抽出することでも輪郭ができますね。いろいろな作り方がありそうです。あと、3Dモデリングでホームタブ-修正ー3D位置合わせが便利でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿