2022年12月4日日曜日

Georisk

PINN の論文をたどりながら、思いかけず出会った雑誌。

ジオリスクのみで雑誌ができるとは思ってもいませんでした。
興味を惹かれたので、Open になっている中から、一つ読んでみました。
Observational method as risk management tool: the Hvalfjörður tunnel project, Iceland 

フォールトツリー分析を用いたトンネル掘削時のリスクマネジメント例です。詳細までは書かれていませんが、スタンダードな手法でリスクマネジメントを行われたことは理解できます。

これを読んでいて思い出したのが、総監。「あなたは管理技術の何を使いましたか?」と聞かれたのを思い出しました。FTAのような技術を選択肢として複数持っていないと、管理は低レベルになり事故を引き起こしかねません。裸でリスク源に向かっていくようなものです(先のexecutivesです)。

適切な技術を選択し、観測データによるリスク対応をトンネル掘削前に決めておく。これが標準なのでしょう。管理技術を学んだ方々にとっては特に難しい話ではないのですが、訓練は必要でしょうね。

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