長谷川ほか「地震学」共立出版
2.3.2 世界の観測網 p31より
ISC (International Seismological Centre)
・全世界の130の地震観測網やデータセンターと協力
・地震データの蓄積や公開
・毎年、震源などが観測資料として刊行されている
USGS
・世界各地の観測所のデータをもとに、地震の震源決定、発震機構推定を行っている
IRIS (Incorporated Research Institutions for Seismology)
・100以上の米国大学の共同研究機関
・世界各地の地震データの取得、管理、配信
・IRISとUSGSが全世界の協力のもとに展開している150以上の観測点からなるGSNの広帯域地震計データは準リアルタイムで提供されている
ORFEUS (Observatories & Research Facilities for European Seismology)
・ヨーロッパ、地中海域に展開される広帯域地震観測網などのデータが EIDA から提供されている
IRIS (というか、IRISDMC)は文献やツールでよく見かけます。多くの国の時系列データが集められているようですので、利用者が多いのでしょう。地震分野はツールもデータも豊富です。
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