集めていた SPH の文献を読み終わりました。
今回は、DualSPHysics のビンガム流体、個体などを扱った文献を中心に10本程度。
最初はあちこち巡りながら必要部分のみを読んでいたのですが、最終的にはどれも一通り読み終わることになりました。部分的に異なる数式が使われているものの、基本は同じです。バリエーションが少なく、FEMほど複雑ではないので、同じような書き方になるのでしょう。
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連続の式:∂ρ/∂tを離散化
運動方程式∂v/∂tを離散化
σ 固体:弾塑性のフレームワーク
(降伏関数、Dマトリックス、ひずみ速度テンソル、スピンテンソルなど)
σ 液体:流体のフレームワーク
(粘性、HBPモデル、浸透力(ダルシー)、浮遊砂など)
状態方程式
人工粘性
レイリー減衰
XSPH
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役立ったのは、 連続体力学の知識(あと、土質力学、線形代数など)。
見た目粒子ですが、解くのは連続体ですから当然です。が、つい流体のイメージが先行し、先日まで実施していた河床変動計算のイメージに寄っていました。いえ、NSは共通なんですけどね。
今日、1か月前に頼んでいた図書が英国から到着。
「Smoothed Particle Hydrodynamics: A Meshfree Particle Method」
楽しみにしていたのですが、待っている間に主たる内容をほぼ理解していました。高かったのですが。
ま、手触りが良いし、ソースコードがついていたので良しとしましょう。
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20200912追記
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