2020年9月10日木曜日

SPH の図書

集めていた SPH の文献を読み終わりました。

今回は、DualSPHysics のビンガム流体、個体などを扱った文献を中心に10本程度。
最初はあちこち巡りながら必要部分のみを読んでいたのですが、最終的にはどれも一通り読み終わることになりました。部分的に異なる数式が使われているものの、基本は同じです。バリエーションが少なく、FEMほど複雑ではないので、同じような書き方になるのでしょう。

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連続の式:∂ρ/∂tを離散化

運動方程式∂v/∂tを離散化

 σ 固体:弾塑性のフレームワーク
 (降伏関数、Dマトリックス、ひずみ速度テンソル、スピンテンソルなど)
 σ 液体:流体のフレームワーク
 (粘性、HBPモデル、浸透力(ダルシー)、浮遊砂など)
 状態方程式
 人工粘性
 レイリー減衰
 XSPH

境界条件

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役立ったのは、 連続体力学の知識(あと、土質力学、線形代数など)。
見た目粒子ですが、解くのは連続体ですから当然です。が、つい流体のイメージが先行し、先日まで実施していた河床変動計算のイメージに寄っていました。いえ、NSは共通なんですけどね。

今日、1か月前に頼んでいた図書が英国から到着。
「Smoothed Particle Hydrodynamics: A Meshfree Particle Method」
楽しみにしていたのですが、待っている間に主たる内容をほぼ理解していました。高かったのですが。
ま、手触りが良いし、ソースコードがついていたので良しとしましょう。

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 20200912追記

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