2020年3月15日日曜日

FloPy

FloPy Ver.3.3
https://www.usgs.gov/software/flopy-python-package-creating-running-and-post-processing-modflow-based-models
https://github.com/modflowpy/flopy

MODFLOW を Python で動かすパッケージです。USGS の HP でも紹介されていました。気づきませんでしたね。
Jupyter Notebook を利用する example が豊富です。これは GUI より過程を追いやすいですね。
MODFLOW を使いたかったわけではないので今回は眺めるだけでしたが、それでも多くの機能を扱えるツールであることはわかりました。

FloPy での地質の適用について調べていて、目に留まったのがコチラ↓
https://www.hatarilabs.com/ih-en/how-to-insert-a-3d-geology-into-a-modflow-model-with-python-and-flopy-tutorial
DL したデータには、Neural Net を使用して地質を推定する Notebook が含まれていました。 前処理に標準化も組み込まれていました。プチ衝撃ですね。こんなところにまで機械学習が適用されていようとは。
動かしてみると、学習毎に分布の予測が変化します。ランダムシードを固定すべきところがあるのでしょう。ま、固定しなくても "sequential" NN Model として透水係数場を選定するのに使えないことはないのですが、結果を見る限り日本人受けしないでしょうね。

この例では最後に PyVista といった VTK のラッパー?を使われていました。FloPy と同様に多機能です。凄い時代になりました。

知らない間に技術は進んでいます。遅れ気味ですが、その変化が面白いと感じます。将来が楽しみです。

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