2020年3月8日日曜日

透水係数の入替え処

PHREEQC を Python で動かしてみました。

IPhreeqc と PhreeqPy を試してみましたが、残念ながら動いたのは前者のみ。

で、動かして気づいたのですが、これ、2,3の species に着目するだけではダメですね。輸送部分を FiPy に任せるつもりだったのですが、できた solution をそのまま次のステップに持っていく必要があります。例えば、calcite の溶解を扱うにしても pH、CaCo3、Ca2+、CO2 のみではダメ。HCO3-、 CaHCO3+、CO3-2はもちろん、その他の elements, species のみならず redox や温度などの条件も次のステップに持っていかなければなりません。先の文献のように、簡単ではありませんでした。

そうなるとこの種の問題は PHAST などで輸送まで計算しておいて、ステップ間にて透水係数を変化させた方が簡単そうですね。FiPy での物理量の入れ替えまで確認できていたのですが、見通しが甘かったようです。

ま、バカなりに手を動かして、見通しを得られただけでも良しとしましょう。

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