2019年8月7日水曜日

ObsPy その2

ObsPyで計算した変位が、何かおかしいと悩んでいました。

他のソフトで計算した結果と大きく異なります。EXCELで計算した値ともあいません。速度も微妙に違っています。
加速度はあってたはず・・・と思い再確認したところ、ch2とch3 が異なっていました。15分のうち、ある1分間のデータだけがおかしい。
Mergeの仕方がまずかったか?と、その部分だけを読み込みましたが、おかしな値が再現されます。では係数の乗算がまずかったか?いえ、読み込み直後の生データの段階でおかしくなっていました。
処理ではなくて、ライブラリの想定するWin データではなかったということでしょう。プロ曰く、Winデータには方言があるそうですので。

地震の世界も案外狭いようで、その折々、必要なソフトを必要な方が作られているようです。いくつかのソフトや頂いたコードでは、今回欲しい結果に至るまでに2種以上の組み合わせが必要になりました。ObsPy+Python なら、一気通貫できると思ったのですが、ダメでした。他のソフトで処理した波形やスペクトル比を TXT で読み込み、図化するだけなら対応できますが。うーん、これでは今までと一緒です。
結局、既存ソフトの機能追加をプロに依頼しました。

結果は出せませんでしたが、手を動かすことで理解は深まりました。それだけでも価値はあったと考えます。
わかっていたつもりでしたが、まだまだ初心者。あらためて分かった「わかっていないこと」について、今後身に着けていきましょう。


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