2018年7月7日土曜日

西日本の豪雨

連日の西日本の雨は一息ついたようです。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

広島ではまた崩壊や土石流が発生していますね。平成11年、26年の災害時に学会等の調査団が被災地に足を運んでいましたが、なぜ繰り返し起こるのでしょう?

岡山では洪水。浸水範囲を調べようと海外のサイトに SAR データを探しに行きましたが、ありませんでした(日本の災害を把握するために海外のサイトを訪ねるのは残念ですが)。
ALOS2 を使うとすれば、今晩か明日の昼に撮影され、早ければ明日夜には公表されるでしょう。そうなると、空中写真の方が早いでしょうか。

雨量は気象庁で把握。
鴨川の増水が目立った京都は日雨量171mm。
崩壊のあった呉は日雨量190.5mm。
洪水のあった倉敷は日雨量138.5mm。
多いようですが、いずれも30年確率には届いていません。

大雨特別警報が8府県に出されたのは初めてだそうです。
特別警報ですから、48時間雨量で50年確率に届いているのでしょうか?上記地域だけを見ると48時間では届いていませんが、府県レベルで届いたところが多かったのかもしれません。特に河川災害が目立っていますので、上流側も考慮する必要があるのでしょう。
H26広島土石流の時は短時間雨量が特徴的でしたが、今回は長期雨量が指標になりそうです。

洪水のピークは通り過ぎたようですが、堤防決壊や、そこからの流出はまだ続いているようです。今後の台風や梅雨前線の動きも気になるところです。度重なる災害は避けたいですね。
本格的に手が入るのはまだ少し先でしょうか?被害規模がこれ以上大きくならないことを祈ります。

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