2016年4月20日水曜日

国土地理院の熊本地震情報

国土地理院さんの調査結果が公開されています。
http://www.gsi.go.jp/BOUSAI/H27-kumamoto-earthquake-index.html

空中写真や GPS のみでなく、UAV による動画も公開されています。昨年9月の関東・東北豪雨からでしょうか?
このUAV動画や斜め写真があれば、SfM で3D地形を起こすことが可能です。実際、公開直後の地理院データを利用し、3D モデルを作成・紹介されている方が複数おられました。動画や斜め写真に標定点がないため座標・スケール設定は「なし」のようですが。
ま、ここ1~2年で UAV や SfM が認知されてきた証のように感じます。

地理院さん自身は SfM を実施されていませんでしたが、発災前の DEM を利用した立体地図を公開されていました。阿蘇大橋の崩壊地周辺で作成されています。しかも、VRML や STL で DL できるようにされていますね。それだけ 3D プリンターも普及し要望が増えてきたということなのでしょう。

UAV → SfM → 3Dモデル、という作業はルーチンワークです。今回は UAV を地理院さん、その後の作業を各ユーザーが担った形となりました。今後、地理院さんがルーチン部分をすべて実施されるかもしれません。期待しましょう。


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