多いなあと感じたのが「深層崩壊」「土石流」といった近年の土砂災害関連、そこから派生する「発生場」「天然ダム」「降雨特性」「数値解析」「UAV」でしょうか。特にUAVの利用による災害現場の地形取得、SfM、土量計算はここ1年で圧倒的に増えています。数値解析では粒子法の適用も出てきました。
ちょっと変わったところが、ビッグデータの活用でしょうか。Twitter データから統計的に警戒情報を抽出しようとする試みは面白い試みですね。そういえばNHKスペシャルでも、カーナビの走行データやタクシー会社の走行記録、携帯電話の位置情報等を利用して震災時の人の動き等を解説・問題抽出していました。今後はこれらの動向にも注意を払うべきでしょう。
先日、JSTの文献複写サービスが平成28年2月末で終了する案内が届きました。代替えサービスがいくつかありますし、ネットでも容易に文献を入手できるような時代になりました。個人的にもサービス利用は激減していましたので、終了自体問題ありません。が、入社時から頼っていたサービスだけに少し寂しい気がします。
文献は仕事を行う上で重要なツールです。質・量・入手方法に変化はあるでしょうが、技術者である内はこれからも取り残されないよう、追随していきましょう。
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