2014年2月8日土曜日

粒子法と土砂移動

今日は雪のため、出社は明日にして、ゆっくり過ごしました。

粒子法関連の書籍を再度読み直し。
先輩に借りた砂防学会誌の粒子法の文献、ネットで探した文献を数本読みました(というか分からないので眺める程度)。

分からないながらも、だんだん見えてきました。
どちらかというと、SPH より MPS のほうが簡単かもしれませんね。質量保存+ナビエ・ストークス(非圧縮性流れ)なら、離散化から計算アルゴリズムまでは、MPS で何とかついていけるようになりました。粒々なんだけど、連続体というのが面白いですね。
土砂移動や破壊など他の問題を扱う場合は、LSFLOW のようにナビエストークスを変形して離散化するか、その問題で扱われる支配方程式を直接離散化するか、なのでしょう。ま、当たり前と言えばそれまでですが、やっと気づきました(違っているかもしれませんが)。でも、教科書の域を出て他の問題を離散化するとか、アルゴリズムを考えるとかはまだ自信ないですね。弾塑性は無理。その程度の理解です。わかっていないことのほうがまだ多い。

問題の土砂移動に関しては、見えてきました。FDM、FVM と違って、どの粒子がどこへ移動したかが分かるのが利点に思えます。
ん?それなら不連続体で良いじゃないか、とも言えますね。うーん。やったことないんですよね。

いずれにしても、SPHysics では土砂移動はダメ。粒子法で解くなら高いソフトを買うか、自作するしかない、ということは分かりました。実務で使えるまで仕上げてくれるプログラマー、どこかにいないでしょうか?



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