TELEMAC-MASCARET
自由表面流れのソルバーです。フランス産。
マニュアルを見ると、2次元の河床変動計算が可能でした。
支配方程式を河川砂防技術基準と比較すると、連続の式にソースタームを加えて発展させた形です。運動方程式の外力項(風なども含めたソースタームと書かれています)にマニングの式を使えます。
河床変形の式も河川砂防技術基準と一致。
掃流砂量式には日本人の名前が載っていませんでしたが、浮遊砂と共に扱えることを確認できました。
OKです。
ソルバーですので CUI です。Fortran ソースが配布されています。
pre-post の GUI は他サイトのフリー版を活用する方針です。
インストールには SVN クライアントや Fortran コンパイラーが必要です(Delft もそうでしたが、海外の河川・海岸屋さんはこれがデフォなのでしょうか?)。
さらに Python3 ではなく 2.7 を利用します。Win の環境を汚したくないのですが、conda の仮想環境を利用できそうにありません。Ubuntu の Docker も配布されていません。VS + Intel VF で 個別にコンパイルして構成しようかとも考えましたが、それも難しいというか、説明自体がありません。
結局、新たな PC(Win10) に automatic installer でインストールすることにしました。
順序は Python 2.7 と関連ライブラリのインストール、TortoiseSVN のインストール、gfortranなどコンパイラーのインストール、SVN サーバーに接続してソースをダウンロード、コンパイル、コマンドプロンプトの設定までが一連となっています。この一連作業を automatic installer が実施してくれるのですが、Forum を見ると失敗が続出しています。複雑ですからね。
失敗後のフォローがサイトに掲載されています。私の環境ではそれ以前のソースの DL 段階で躓いたので、そこからやり直しました。
インストール作業は躓き後のフォロー含め2~3時間程度。
automatic installer では v7p0 まででしたので、手動で最新の v8p1r1 も入れました。後者 の parallel の起動方法がわからなかったのですが、single ではどちらも examples の動作を確認。環境構築完了です。
ひとまず先に進むことに。