読み込んだ Kunijiban のボーリング位置をチェックしました。
http://www.kunijiban.pwri.go.jp/jp/
位置は地図で緯度・経度を読んでいたり、BL変換で算出していたり、GPS を利用したり様々でしょうが、基本、ずれていると思います。程度は分かりませんが。
そこで、ボーリングデータベースを扱っている後輩に、Kunijiban の精度について、なにか情報はないか聞いてみました。
精度については分かりませんでしたが、どうやら昔、CSV などで提出していたデータをXMLに変換し、登録しいるようです。そういえば、JACIC?でしたか、どこかにFD 提出していましたね。あの頃は2万5千図で読んでいたような気がします。昔のボーリング位置はその程度の精度だと考えれば良いのでしょうね。source は全地連↓
http://www.geocenter.jp/sikaku/docs/geoinfo120329.pdf
アナログのボーリングデータ(100本もありました)を照らし合わせてみると、35本はKunijibanに入力されていました。詳細な位置図をCAD上で張り付けて位置を確認すると、やはりずれています。しかも想像以上に。一番誤差の小さいもので20m、大きいもので200mずれていました(これは緯度経度の読み間違いでしょうね)。しかも、1本は誤ったデータが登録されていました。
結局、全ての位置をCAD上で修正しました。
Kunijiban とアナログデータの照合、位置修正、岩盤まで到達しているアナログデータの入力、岩盤サーフェスの作成といった、昨日のリカバリー +αで1日終わりました。アナログデータがないものは、位置の確認ができないため、利用するのが怖いですね。玉石混合のデータベースは使い道に迷います。ま、データを手打ちする必要がなかっただけでも良しとしましょう。
2012年5月10日木曜日
2012年5月9日水曜日
GEORAMA2012 でボーリング読み込み
Civil3D2012 + GEORAMA2012 で数値計算用のベースマップを作っています。
地表は基盤地図情報の5mメッシュです。これ、ありがたいですね。重宝しています。
ボーリングは Kunijiban から約40本 DL し、GEORAMA で読み込みました。続いてお借りした電子納品CDからもXML 読み込み。それぞれが座標を持っていますので、図面に座標系を設定しておけば、読み込んだデータは自動でプロットされます。Civil3D、偉い。ありがたいです。
そのままでは柱状図の土質・地質の表記がばらばらなので、色を統一することにしました。これは見た目だけなので、サーフェスを作る上で必要な作業ではありません。ただ、盛土・粘土・砂・礫・岩盤程度で色分けしておけば、3Dや2D(断面)で柱状図を表示した際に、どこに透水性の低い(あるいは高い)部分が多いのか理解しやすいと思います。また、境界面の推定結果もチェックしやすくなります。
その後、それらを使用して岩盤上面のサーフェスを作成。山の起伏がある場合はMVSやMicroAVS、Surferよりこちらの方が早いと思います。案外、ボーリングで境界面を指定するだけで、下手に断面上に境界線を書かない方が満足できる結果を返してくれますね。残念ながら私の脳は2D仕様のようです。
移流分散ですので、とりあえずここまで。水の入れ物はできました。この程度の本数であればデータの用意から3次元サーフェス作成まで1日あれば充分ですね。GEORAMA 様々。これで安定性が増せば言うことないのですが(今日もボーリング削除中にエラーがかかり、データが一度壊れました)。
これ以降、アナログの柱状図を50本以上追加しないといけません。これはどうしようもないです。また、山のような透水試験結果も残っています。この辺は MVS や AVS の得意とするところでしょう。
さあ、ここから先はどのソフトを、どのタイミングで、どう使って作業しましょうか?
地表は基盤地図情報の5mメッシュです。これ、ありがたいですね。重宝しています。
ボーリングは Kunijiban から約40本 DL し、GEORAMA で読み込みました。続いてお借りした電子納品CDからもXML 読み込み。それぞれが座標を持っていますので、図面に座標系を設定しておけば、読み込んだデータは自動でプロットされます。Civil3D、偉い。ありがたいです。
そのままでは柱状図の土質・地質の表記がばらばらなので、色を統一することにしました。これは見た目だけなので、サーフェスを作る上で必要な作業ではありません。ただ、盛土・粘土・砂・礫・岩盤程度で色分けしておけば、3Dや2D(断面)で柱状図を表示した際に、どこに透水性の低い(あるいは高い)部分が多いのか理解しやすいと思います。また、境界面の推定結果もチェックしやすくなります。
その後、それらを使用して岩盤上面のサーフェスを作成。山の起伏がある場合はMVSやMicroAVS、Surferよりこちらの方が早いと思います。案外、ボーリングで境界面を指定するだけで、下手に断面上に境界線を書かない方が満足できる結果を返してくれますね。残念ながら私の脳は2D仕様のようです。
移流分散ですので、とりあえずここまで。水の入れ物はできました。この程度の本数であればデータの用意から3次元サーフェス作成まで1日あれば充分ですね。GEORAMA 様々。これで安定性が増せば言うことないのですが(今日もボーリング削除中にエラーがかかり、データが一度壊れました)。
これ以降、アナログの柱状図を50本以上追加しないといけません。これはどうしようもないです。また、山のような透水試験結果も残っています。この辺は MVS や AVS の得意とするところでしょう。
さあ、ここから先はどのソフトを、どのタイミングで、どう使って作業しましょうか?
2012年5月7日月曜日
G0 の補正
BE試験についてUPした際、設計者より「現位置のS波と供試体のS波を比較することにより、せん断剛性を補正するルーチンがある」と聞いていたことが頭に引っかかっていました。
http://phreeqc.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html
吉田望「地盤の応答解析」に似たような補正の話が載っていたと思い、見直したところ、ありました。65ページより、「試料採取時や試験時の乱れ」として説明があります。現位置の G0F と室内試験の G0L を使って補正をするのが「実務で一般的に行われている方法」だそうです。なるほど。
付箋を貼っていながら、詳細を忘れかけていました。やはり、日常扱わないと死んだ知識になってしまいます。
動解、液状化、今年は少しずつでも装備して行きたいですね。
http://phreeqc.blogspot.jp/2012/05/blog-post.html
吉田望「地盤の応答解析」に似たような補正の話が載っていたと思い、見直したところ、ありました。65ページより、「試料採取時や試験時の乱れ」として説明があります。現位置の G0F と室内試験の G0L を使って補正をするのが「実務で一般的に行われている方法」だそうです。なるほど。
付箋を貼っていながら、詳細を忘れかけていました。やはり、日常扱わないと死んだ知識になってしまいます。
動解、液状化、今年は少しずつでも装備して行きたいですね。
2012年5月6日日曜日
昔の浸透流解析
この休みの間に、過去の報告書を読んでいました。
およそ40年以上遡る事業であり、他社さんの報告書が山ほどあります。それらを頭に入れて、休み明けには調査計画を立案・提案しないといけません。
とはいうものの、近年のものから1日2冊程度しか読めませんでしたが。
今回、浸透流と移流分散を行う予定なのですが、前者は過去に何度も実施されていました。
さすがに、昔のものは2次元が多く、3次元で詳細というのは無いようです。が、本質は変わっていません。何十年も前からある技術なのです。変わったのはPCの発達に伴うモデルの大きさでしょうか?
最終の調査結果をみると、残念ながら透水係数の分布と土層区分があっていません。移流分散に使うパラメーターも取られていませんし、提案すらされていません。水理地質構造といいながら、計算に手を動かしたことのない地質屋さんが、業務管理されたのだと思います。
その点、昔の報告書の方が、はるかにセンスの良い場合もありました。浸透流のモデル規模は小さいのですが、パラメーターの決定に至る調査結果の解釈のセンスが良いのです。
現在のお客様だけでなく、何十年か後、報告書を見た技術者にも合格点を出してもらえるよう、手を動かし続ける必要があるようです。
およそ40年以上遡る事業であり、他社さんの報告書が山ほどあります。それらを頭に入れて、休み明けには調査計画を立案・提案しないといけません。
とはいうものの、近年のものから1日2冊程度しか読めませんでしたが。
今回、浸透流と移流分散を行う予定なのですが、前者は過去に何度も実施されていました。
さすがに、昔のものは2次元が多く、3次元で詳細というのは無いようです。が、本質は変わっていません。何十年も前からある技術なのです。変わったのはPCの発達に伴うモデルの大きさでしょうか?
最終の調査結果をみると、残念ながら透水係数の分布と土層区分があっていません。移流分散に使うパラメーターも取られていませんし、提案すらされていません。水理地質構造といいながら、計算に手を動かしたことのない地質屋さんが、業務管理されたのだと思います。
その点、昔の報告書の方が、はるかにセンスの良い場合もありました。浸透流のモデル規模は小さいのですが、パラメーターの決定に至る調査結果の解釈のセンスが良いのです。
現在のお客様だけでなく、何十年か後、報告書を見た技術者にも合格点を出してもらえるよう、手を動かし続ける必要があるようです。
2012年5月5日土曜日
河川堤防の構造検討の手引き
「河川堤防の構造検討の手引き」が2月に部分改定されています。
財団法人 国土技術研究センター
http://www.jice.or.jp/siryo/t1/201202090.html
財団法人 国土技術研究センター
http://www.jice.or.jp/siryo/t1/201202090.html
設計者から指摘されるまで気づきませんでした。
早速内容を確認しましたが、安定計算に用いる土質定数・土質試験の方法に関して変更がなされています。改定前はUU、CUのみでしたが、今回、CUB、CDも追加されました。
これ、過去に実施された堤防詳細点検で問題になっていた箇所です。といっても、大手コンサルの技術者の多くはUU、CU、CUBの3種を用いた統一した考え方で全国の1級河川を点検していきましたので、改定は実情の後追いといった形になっています。
当時、私はCU試験が基準に載っていた背景についてかなり考えましたが、結論は出ませんでした。まあ、今回の改定を見る限り、それほど深い意味はなかったようですね。安定計算式も分子のみの修正ですので、こちらの基準はあまり深く考えず、さらっと流すのが良いのでしょう。
基準にも色々ありますね。
これ、過去に実施された堤防詳細点検で問題になっていた箇所です。といっても、大手コンサルの技術者の多くはUU、CU、CUBの3種を用いた統一した考え方で全国の1級河川を点検していきましたので、改定は実情の後追いといった形になっています。
当時、私はCU試験が基準に載っていた背景についてかなり考えましたが、結論は出ませんでした。まあ、今回の改定を見る限り、それほど深い意味はなかったようですね。安定計算式も分子のみの修正ですので、こちらの基準はあまり深く考えず、さらっと流すのが良いのでしょう。
基準にも色々ありますね。
2012年5月3日木曜日
H24 道路橋示方書
H24道路橋示方書・同解説が手元にやって来ました。
以前、社内の道示執筆者、委員の方主催の勉強会があり、変更のポイントを御教示頂きました。橋梁設計者だけではなく、多くの部署の方が参加していました。皆、関心があるのでしょう、質疑応答も活発でした。
基本的には10年間で多かった失敗や被災事例、東北地方太平洋沖地震などをカバーしようと、現状のスペックを増強・改変したようです。新しい章も設けられていました。こうやって色々付け加わっていくのでしょう。
調査に関する直接的な記載の変更点は少なかった(もともと少ない)のですが、設計に関わる記載を踏まえると、いくつか押さえておくべきポイントがありました。解釈に苦しむ点もあり委員の方に問い合わせたこともありましたが、結論として具体的な実施方針は大きく変わらないようです。
まあ、どのような問題があって改訂されたのかを念頭に置いておけば、調査漏れはある程度防げるでしょう。基準は背景を読むというのが重要なのでしょうね。
以前、社内の道示執筆者、委員の方主催の勉強会があり、変更のポイントを御教示頂きました。橋梁設計者だけではなく、多くの部署の方が参加していました。皆、関心があるのでしょう、質疑応答も活発でした。
基本的には10年間で多かった失敗や被災事例、東北地方太平洋沖地震などをカバーしようと、現状のスペックを増強・改変したようです。新しい章も設けられていました。こうやって色々付け加わっていくのでしょう。
調査に関する直接的な記載の変更点は少なかった(もともと少ない)のですが、設計に関わる記載を踏まえると、いくつか押さえておくべきポイントがありました。解釈に苦しむ点もあり委員の方に問い合わせたこともありましたが、結論として具体的な実施方針は大きく変わらないようです。
まあ、どのような問題があって改訂されたのかを念頭に置いておけば、調査漏れはある程度防げるでしょう。基準は背景を読むというのが重要なのでしょうね。
2012年5月2日水曜日
ベンダーエレメント試験
ベンダーエレメント(BE)試験は、GSサンプリングと違う意味でレアです。
こちらは研究分野で使用されていますが、実務ではまだ浸透していません。私は雑誌で読んだことしかなく、詳細やノウハウは全く知らないレベル。
これも、実施中の先輩に確認しました。
聞いたところ、近隣の民間施設には試験機がなく、大学で実施しているとのこと。しかも、よく聞けばBEとは異なる手法でS波を測定していました。研究レベルであり実績や再現性の面で更なる検証が必要と思われますが、現実論としてはこれ以外選択の余地がないようです。
結局、大学での手法で計画。先輩にお願いすることにしました。現場ではPS検層(サスペンション)も提案します。
動解の中身について確認すると、現位置のS波と供試体のS波を比較することにより、せん断剛性を補正するルーチンがあるとのこと。それを使う必要性を感じたのは、過去の繰り返し三軸の結果から。乱れの影響で低い値しか出ず、せっかく高価な試験をしても使い物にならない結果だったそうです。補正すればきちんと載ってくる?(この辺、まだ知識がありません)らしく、提案したいということでした。
設計者によってはN値のみでOKという方もいらっしゃれば、やるならPSからBEまでやらないと意味がないといった今回のような方もいらっしゃいます。
個人的には所詮解析、されど解析程度に思っていますので、正解でなくても、より良い結果が得られるなら、試験をした方が良いと考えます。
この分野、まだまだ学ぶべきことがありそうです。
こちらは研究分野で使用されていますが、実務ではまだ浸透していません。私は雑誌で読んだことしかなく、詳細やノウハウは全く知らないレベル。
これも、実施中の先輩に確認しました。
聞いたところ、近隣の民間施設には試験機がなく、大学で実施しているとのこと。しかも、よく聞けばBEとは異なる手法でS波を測定していました。研究レベルであり実績や再現性の面で更なる検証が必要と思われますが、現実論としてはこれ以外選択の余地がないようです。
結局、大学での手法で計画。先輩にお願いすることにしました。現場ではPS検層(サスペンション)も提案します。
動解の中身について確認すると、現位置のS波と供試体のS波を比較することにより、せん断剛性を補正するルーチンがあるとのこと。それを使う必要性を感じたのは、過去の繰り返し三軸の結果から。乱れの影響で低い値しか出ず、せっかく高価な試験をしても使い物にならない結果だったそうです。補正すればきちんと載ってくる?(この辺、まだ知識がありません)らしく、提案したいということでした。
設計者によってはN値のみでOKという方もいらっしゃれば、やるならPSからBEまでやらないと意味がないといった今回のような方もいらっしゃいます。
個人的には所詮解析、されど解析程度に思っていますので、正解でなくても、より良い結果が得られるなら、試験をした方が良いと考えます。
この分野、まだまだ学ぶべきことがありそうです。
登録:
投稿 (Atom)