以前の記録を見ると、15年ぶりです。その間、利用することはありましたが、自分の手で作ることはありませんでした。
ArcGIS pro v3.6 を確認しましたが、未だ作成機能は実装されていません。国外製品に実装されないということは、国内限定の指標なのでしょう。
今回は python でArc 用のツールボックスを作って計算してみました。
で、上記 QGIS v3.40 (アドイン:Processing Saga NextGen Provider) との結果の比較段階で、相違に気づきました。
SAGA の Morphometric Protection Index は仰角(水平からの上向きの角度 [radian])です。地上開度(鉛直からの角度)に変換すると、水平:MPI 0度→開度90度となります。水平から下向きの見下ろし角は無視されているため、痩せ尾根や山頂などでも最大90度、平野や滑走路のような広い水平場所でも90度となります。
一方で、地上開度の論文では水平から下向きまで考慮されており、90度以上の値をとります。
NoData 周辺の取り扱いも注意が必要です。特に池や湖。今回は1探索方向の全セルが NoData の場合は90度に設定し、その後に8方向平均をとりました。その方向の探索をやめるとか、8方向平均をとらずに NoData 扱いにするとか、いくつかの考え方があると思います。どのような処理をされたデータなのか、確認が必要です。
15年前はこれらの点に気づいていませんでした。もらった開度データに関しても、どの範囲をとっていたかまで見ていませんでした。今回のように論文を見て実装するなど、手を動かさないとダメでした。
基本、開度を自動で計算できるツールは存在していませんので、頂くデータに関しては、作成手法とデータの範囲に留意しましょう。
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