2023年2月14日火曜日

3次元地質ソフト

主観的ですが、3次元地質を扱ったソフトを整理。

機能的には GEORAMA と EVS ですね。他の2つは現段階で及びません。今後、MakeJiban と GEO_Kit には頑張って欲しいですね。期待します。

開発

CTC

五大開発

川田テクノシステム

C Tech

製品名

GEORAMA 2023

MakeJiban 2.13

V-nas Clair GEO_Kit 2022.1

EVS

形態

Autodesk Civil3Dアドオン

単独ソフトウェア

V-nas Clairアドオン

単独ソフトウェア

CIM

属性付与

×Navis等にて

×

×

ボーリングモデル

CAD

◎ソフトウェア専用

◎CAD

◎ソフトウェア専用

パネルダイアグラム

CAD

ソフトウェア専用、断面毎にポリライン書出し可

CAD

〇ソフトウェア専用

サーフェスモデル

CAD

ソフトウェア専用、LandXML書出し可

CAD、支持層、簡単な中間層

〇ソフトウェア専用

ソリッドモデル

CAD

ソフトウェア専用、3D面として書き出し可

〇ソフトウェア専用

可視化

CAD(設計)との連携

シミュレーションとの連携

SoilPlusFemap

×

ModFlow、結果の可視化

操作性

習得の容易さ

ボーリングXMLの取り込み

×

コントロールポイント

◎ボーリング、断面上

〇断面上

△ボーリング

△ボーリング

地層線のプライオリティ

〇手動設定

◎自動設定

×複雑な層構成は不可

不要(全層モデル化、層の消滅は薄層で表現)

山際の層の作成

△手間がかかる

×

△手間がかかる

計算時間

△やや遅い

◎(単純な層のみ)

適用

設計との連携あり&サーフェス、ソリッドモデルの作成

設計との連携なし&手軽に3次元地質やパネルダイアグラムを可視化したい場合

設計との連携あり&ボーリングモデル、各種基準に応じた支持層面の作成

可視化、プレゼン重視


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20230227追記
聞けば、いくつかの支店で MakeJiban を購入していたとか。CIM 業務で設計と連携しづらいソフトを選択しているのは、やはり使い勝手重視なのでしょう。
CAD機能がないので、作成した断面CADデータを後から MakeJiban に取り込んでパネルダイアグラムを作ろうとして苦労していたようです。基本はソフト内で完結なので、最初からこのソフト内で縦横断図を作る意気込みでないとダメでしょうね。

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