https://doi.org/10.1016/j.enggeo.2021.106322
Large-scale field model tests of landslide dam breaching
天然ダムの越流決壊を実験で確認した文献でした。
そういえば、決壊した後の形状はよく見ますが、越流初期からのプログレッシブな形状を追って見たことがありません。再現計算では流量と最終形状で評価しますし、そもそも映像がないので確認できないというのが実情でしょう。
この文献を読んでいて気づいたのが、側壁の侵食形状。水位から上で側岸崩落が発生しています。途中はそうなのかもしれませんね。
側方侵食速度、崩落角度も合わせこみパラメータの一つです。このような実験が増えることで、また一つ、この分野の経験式の積み上げが増えていくのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿