山本他「岩手県久慈市における微動アレイ探査による地盤振動特性の評価」物理探査 2019 年 72 巻 p. 8-16
極小微動アレイ(3Hz~、深度10m程度の分散曲線)のみでなく、H/V(ピーク周期)も満足する速度構造を推定。
極小アレイは手軽な反面、探査震度が浅いと感じていたのは、私だけではなかったようです。それを補完する目的で(理論)H/V を併用するという考え方は、現場作業が増えず理想的です。
が、理論 H/V の計算手順がわかりません。ミディアムレスポンスって何?状態。
で、プロに聞きました。
ありがたいことに、900ページ超のテキストを御貸し頂きました。また、ソフトも紹介いただきました。
残念ながら、このテキストの導入部(連続体力学部分)以外は全く理解できません。とっかかりすら掴めません。ソフトがあるので実務への適用は困らないのですが、導出くらいは理解したいところです。うーん。学生の頃にもっと勉強しておくべきでした。後悔。
ま、次の機会にプロと相談しながら計算してみましょう。
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