2017年11月2日木曜日

解決:VPNを張るとネットが切れる件(Windows10)

VPNを張るとインターネットが切れる件について。
Windows 8 を使い始めてからあきらめていた(最近は慣れていた)のですが、ひょっこり解決しました。

問題:
Windows 10 で「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使用する」のチェックを外すと、インターネットにつながった状態でVPNを張れるのですが、リモートデスクトップが確立しません。

答え:コチラの方がわかりやすく解説されていました。
https://erirun.net/2012/01/windows-vpn-autoroute/
「VPNの向こうに別のネットワークセグメントがあったりするとそこにはアクセスできなくなります。そのセグメントへのルーティングがないからです。」
解決法:
「リモートネットワークでデフォルトゲートウェイを使用する」のチェックを外した状態で(デフォのゲートウェイを変えずに)VPNを張った後、アクセスしたいセグメントへの route を追加すること。

具体的な手順は上記HPに記載されています。リモート接続したいセグメントを PowerShell スクリプトに記載しておき、 VPNを張った時点でタスクスケジューラーから自動実行するといった流れ。

私の場合は VPN 接続を バッチファイルでまとめていたので、そこにPowerShell 起動を加えてみました。
https://phreeqc.blogspot.jp/2017/06/vpn-rd.html
が、管理者権限で実行させると UAC のダイアログが出て1手間増えることに。route add も同じなので、結局、上記のHPの方法を採用しました。
そのままではセグメントへのルーティング完了を待たずに RD 接続が始まってしまい、つながりませんでした。で、バッチファイルに 2秒の sleep 時間を確保。

TIMEOUT /T 2

これでOK。
リブートした後の初回起動時に2秒だと躓くことがありますが、当面はコチラで運用する予定。
1タッチでの VPN 接続~ RD ~ VPN 切断をネットにつなげたままでできるようになりました。


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