土壌硬度計と一軸圧縮強度の関係です。
http://www.pari.go.jp/search-pdf/vol049-no02-02.pdf
土質によって違うのか、汎用の換算式はないようですね。同期に製作所HPのQ&Aを教えてもらいました。
http://fujiwara-sc.co.jp/pg123.html
現場毎に一軸圧縮強度試験を実施し、キャリブレーションが必要、という流れであれば、キャリブレーション用のquを代表値として整理します(土検棒と同じです)。そのあたりが古くからあるにもかかわらず、土木分野では限られた目的でしか使われていない理由かもしれません。
これまで、のり面の植生を考える場合以外は使用していなかったのですが、今回、いくつかの露頭で試してみました。
硬軟の違いが数値化できるという点(第三者に伝えやすい点)は、優れていると思います。表層部の乾燥や緩みの影響はその場で判断しないといけませんが、それは地質屋さんなら感覚で処理してきたところかと思います。影響のないところまで剥いで、各層でいくつか測定しておけば、それらの相対的な硬軟が説明できます。一般値から土質定数を設定するうえで、参考になるのではないでしょうか?(今回はそこまで行きませんでしたが)
振り返ってみると、使う側の意識の問題だったのかもしれません。これからは意識しておきましょう。
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